瓦屋根には「和瓦(日本瓦)」「洋瓦」といった種類がありますが、いずれも非常に耐久性能が高く、20~60年程度は持つと言われています。
1)「セメント瓦」の場合は耐用年数が20~40年で、10〜20年に一度は塗装工事をすると長持ちします。
2)「いぶし瓦」「陶器瓦」の場合は、再塗装は原則として不要です。
葺き替えの目安時期は素材によって異なり、釉薬瓦(陶器瓦)=50~60年、いぶし瓦=30~60年程度です。
なお瓦屋根で雨漏りが起きる場合、問題になるのは瓦屋根自体ではなく、内部の防水シートなどであることがほとんどです。
できれば20~30年に一度は葺き直しなどのメンテナンスを行い、劣化状態が激しいようであれば葺き替えましょう。