近代化が進み環境の変化が問題になっている昨今、日本の屋根瓦も随分と進化してまいりました。私共の会社は、厚型スレートメーカーとして昭和19年に創業し、時代の流れとともに様々なデザインや素材の変化や洋式の変化を見てまいりました。”屋根は家の顔”と言われ、また、家の財産を守る防波堤の役割も果たしてきました。それは今でも変わることはありません。手作業からオートメーションへと時代は流れても、私供が目指すものは強くて美しく、暖かさをも感じるそんな屋根の創造なのです。
快適で安心して生活できるそんな暮らしにお役に立てることです。これこそが瓦の使命だと考えます。
現在問題になっている地球温暖化対策として、遮熱瓦の研究開発にも取り組んでおります。また、今後は瓦だけに留まらず、土舗装という新技術を開発し、その原材料の製造にも着手しています。今、私共メーカーにとりまして何ができるのかを考える時だと思います。今後更に、見た目の美しさだけでなく、家としての機能を最大限に発揮できることと、そこに住む人々の安心の防波堤として、商品に磨きをかけ、技術の向上に精進してまいります。